
投資詐欺には、注意しましょう!
こんなテーマの内容です。
詐欺には共通するパターンがあります。投資詐欺の場合も同様に、同様に、同じようなパターンで騙そうとしていきますので、注意しましょう。

ニュースを見ると、忘れたころに、
投資に関する詐欺事件
が、話題になります。
もっとも、ニュースになるような詐欺は、大きい事件ですが、小さな詐欺事件は、継続的に発生していると推察されます。
特に、若者が騙されるのを聞くと、「なんで、そんなかわいそうなことをするんだ?」と感じてしまいます。
ただ、現実の詐欺の被害は、若者から年配者まで、幅広い年齢層にわたっています。
よく言われる言葉に、
「詐欺のようなおいしい話しがあれば、それは、”詐欺”である」
というものがあります。
おいしい話しは、現実的には、存在しません。
しかしながら、詐欺師たちは、言葉巧みに、誘導していくわけです。
また、そこには、
比較的、類似したパターン
があります。
下記にその内容についてみていきましょう。
詐欺の代表的なパターン

詐欺の代表的なパターンとしては、下記のようなものがあります。
・時流に応じたテーマの投資話しを持ちかける
・不安を煽る
・実績を強調する
・夢を語る
時流に応じたテーマの投資話しを持ちかける
少し前でしたら
仮想通貨
や、
NFT(デジタルアイテムの所有権を証明する特別な証明書)
などを絡ませた投資話しが、時流に応じたテーマと言えます。
もっとも、騙すほうは、何か目新しいテーマであれば、何でもいいと考えます。
要は、
なんとなく興味を引くようなテーマ
であればいいのです。
あくまで、それらを、詐欺の為の「ツール」として利用したいだけなのです。
不安を煽る
詐欺の常套手段として、
不安を煽る
というものがあります。
それは、人間の心理をついたものです。
もっとも、詐欺だけでなく、悪質な新興宗教などにも共通する手口と言えます。
ヒトの根本的な部分に、
安全を求める本能
がある為、将来的な不安を煽られると、
何か行動をおこす必要があるのでは?
と思ってしまいます。
その状態で何かを提案されると、最悪の選択肢だったとしても、サインしてしまう可能性があります。
実績を強調する
詐欺師の手口として、
実績を協調する
というものがあります。
商品やサービスの内容、あるいは、そのしくみに、
無理がある
ので、その点をごまかす為に、
実績を強調する
という行動になっていることが推察されます。
本当に実績があるかどうかは、関係ありません。
必要以上に実績を強調するようなケースは、怪しいと思わなければなりません。
夢を語る
将来的な夢を語り、その手段として、
投資商品
を提案するという流れです。
サインをしてもらう為の最後のひと押しとして、
一緒に夢を語る
ということを行う場合があります。
しかしながら、サインすることで、悲しいことに、
夢とは真逆の状況
となってしまいます。
夢は、自分が考えることです。
ですので、相手に、
夢をかなえましょう..
などと言われたら、かなり怪しいと考えたほうがいいでしょう。
さいごに

上記に記載したパターンの他、
最初の段階では、儲けがでる
ようになっていて、
追加資金をつぎ込んだあとに、ドカンとやられる
というものもあります。
いわゆる、
ポンジ・スキーム型の詐欺
によく見られるパターンです。
ポンジ・スキームとは(wikipediaから引用)
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと嘘を語り、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金(の大半)を、以前からの出資者に向けて“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれその利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。
なかには、巧妙なものもあり、なかなか見抜けないものもあるかもしれませんが、
安易な判断はしないこと
が大切です。
以上、投資詐欺のよくあるパターンについてでした。
