「国際連合」は、英語で訳すると、「連合国」?!

まえむきブログ

「国際連合」のもともとの意味は、本当は違うの?

こんなテーマの内容です。

このページの内容

「国際連合」は、原文では、意味が異なります。
英語では、「連合国」となります。

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最近、
 「グローバリズムを越えて自立する日本」
  加瀬英明・馬渕睦夫 (著)
という書籍を読んだところ、非常に興味深いことが記載されていました。

それは、
 「国際連合」
は、英語では、
 the United Nations
となり、直訳すると、
 「連合国」
となるということです。

「連合国」、つまり、第2次世界大戦で、日本と戦った側の陣営のことです。
国際連合に関して、Wikpediaによると、下記の記載となっています。

国際連合は、第二次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟(1919年-1946年)の反省を踏まえ、アメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦、中華民国などの連合国(the united nations)が中心となって設立した。1945年4月から6月にかけてアメリカ・サンフランシスコで開かれたサンフランシスコ会議で国連憲章が署名され、同年10月24日に正式に発足した。

Wikpediaより引用

では、上記書籍にも記載がある、
 外務省による「国連憲章」の正訳
には、どのように記載があるのでしょうか?

下記ページの書面(PDF)を見てみましょう。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-S38-P1-1_1.pdf

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-S38-P1-1_1.pdf より引用

確かに、冒頭の、
 CHAPTER OF THE UNITED NATIONS
の箇所は、
 国際連合憲章
となっており、
 UNITED NATIONSの箇所は、「国際連合」と訳されています。

それに対して、
 We THE PEOPLES OF THE UNITED NATIONS DETERMINED
の箇所は、
 われら連合国の人民は
と、
 UNITED NATIONSの箇所が、「連合国」と訳されています。

「グローバリズムを越えて自立する日本」の書籍の中でも、指摘があるように、UNITED NATIONSという文言が、同じ文章中で、
 「国際連合」と、「連合国」
という異なった文言に訳されているという、摩訶不思議な状況になっています。

ただ、「国際連合」が、「連合国」そのものであると理解すると、
 憲章107条の「旧敵国条項」
の記載があるのも、うなづけます。

ここでいう敵国とは、後から国連に加盟した、日本やドイツのことを指します。
「旧敵国条項」の意味合いとしては、上記書籍の記載内容を借りると、
 「旧敵国には、どんな行動をとっても、国連憲章に違反しない」
という、我々にとっては、受け入れがたい内容となっています。

ただ、国連が、「連合国」ということでいえば、敵国に対して、このようなことを記載するのも、ある意味、わからないでもないとも言えます。

いずれにしても、国連に対して、
 なにか平和的な組織という幻想的なイメージ
を持っていましたが、考えを改める必要がありそうですね。

とにかく、正確な情報で判断したいものです。

また、国連の悪名高い「人権委員会」については、ユーチューバーの及川幸久さんが、下記「国連軍縮会議の議長国」に関する動画の中でも、コメントされています。
国連の「人権委員会」には、「日本の左翼弁護士」という日本の悪口を言う人たちが、足繁く、出入りしておられるようです。
日本を嫌いな方々と、国連とは、相性が良いのでしょうか?
(削除されています、、残念▼)


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