
キンドル本を企画する際の、
企画・構成
の内容について知りたい。
こんなテーマの内容です。
キンドル本の内容を考える際には、まず、その企画・構成を考えていきます。
その手順について記載しています。

書籍を出版する際には、一般的に、
企画や構成を考えること
が最初になります。
いきなり、書き始めるのではなく、
どのような内容を本を書くのか
の設計をするというステップからはじめます。
もっとも、
エッセイ集的なもの
の場合は、書き溜めたものを出版するという流れになります。
ただ、キンドル本をだすときには、やはり、
どんな人
に、
どんな内容の本
を書くのかに基づいて、その構成の設計をしたほうが良いと言えます。
企画のすすめ方

企画を考えるときには、一般的には、
・コンセプトを考える
・ターゲットを明確にする
・読者が得られるもの、ベネフィットは何か?
・構成案
・他の本との差別化は?
といった項目を考えることになります。
ただ、個人的には、
あまり、杓子定規に考えすぎるのも良くない
と考えます。
というのも、あまりパターン化された枠のなかで企画すると、
一般的な内容
にとどまってしまう可能性があるからです。
ですので、基本的には、
書きたいことを書く
あるいは、
どうしても伝えたいと思うことを書く
ということが、ベースにあってのお話しになります。
また、そのことが、
他の本との違い
にもなってきます。
逆に、手法からはいった場合、
差別化は??
といった視点になりますが、そうすると、
差別化の為に、記載内容を考える
という、正直、本末転倒な発想というか、順番が逆になってしまうような気がします。
ですので、あくまで、
書きたいことが何なのか
を明確にした上で、あくまで、企画は、
その内容を簡単に整理する程度
の位置づけで良いと言えます。
これが、出版社などへの持ち込み企画の場合は、
企画書の出来、不出来
で判断される可能性もありますので、その位置づけも変わってきます。
ただ、キンドル出版の場合は、すべて、
自分の裁量
で進めることができます。
ですので、企画書は、キンドル本を作成するにあたって、
効率的に、
あるいは、
わかりやすい内容
にする為の補佐的な資料としての位置づけがいいのではないかと考えます。
本の構成について

書きたいこと、伝えたいことを、
どのような順番
で、あるいは、
どのような組み立て方
で本にしていくのかを考える必要があります。
いわゆる、
本の構成
です。
その考えかたには、いくつかの手法があります。
主に、下記のようなパターンがあります。
伝えない内容に応じて、良いと思われるパターンで考えていきます。
もっとも、このようなパターンにこだわる必要はありません。
あくまで、伝わればいいわけですので。
問題提起型
・問題提起
・問題の背景
・解決策の提案
・解決策の具体的方策と事例
・まとめ
起承転結型
起;なぜこの本を書くに至ったか、前提や背景
承;「起」の内容を受けた本論
転;内容のキーとなる主張や概念の説明
結;結論、今後の展望など
PREP法
Point ;ポイント・結論
Reason ;理由
Example ;実例・事例・具体例
Point ;ポイント・結論を繰り返す
序論・本論・結論型
序論 問題提起
本論 説明
原因
解決
結論 まとめ
解決の為のステップ明示型
主旨;〇〇は、〇〇
方法
〇〇の3ステップ
ステップ1
ステップ2
ステップ3
【コラム】
テクニック〇選
まとめ
さいごに

本の企画は、楽しくもあり、また、悩ましいものでもあります。
また、「正解」はありません。
実際、市販されている書籍のなかには、読みにくい本も存在します。
ですので、あまり型にこだわるのではなく、
ユーザー目線
で、
読みやすい、
役に立ったと感じた
と思うようなものができれば、それが「正解」になると言えます。
以上、キンドル本の企画についてでした。
