
FXのトレードで、
1日の目標pips
を設定すべきかどうか?
こんなテーマについて記載しています。
FXで、1日の目標pipsを決めたほうがいいのか?その場合、どれくらいのpipsが適切なのか?について、個人的な見解を記載しています。

FXのトレードにおいて、
1日の目標pips
としては、どれくらいのpipsを設定すれば良いのでしょうか?
それを考える上では、まず、
そもそも目標を設定すべかどうか?
の判断が先になります。
その上で、
何pipsが適切なのか?
という順で考えることになります。
個人的な見解を述べると、結論としては、
目標は、条件付きで設定する
ということ、その上で、
目標pipsは、低めに設定する
ということが良いと考えます。
目標は、条件付きで設定する

1日の目標は、
設定したほうが良い
と言えます。
なぜなら、目標を設定することで、
その目標値をクリアできれば、その日のトレードをストップできる
からです。
つまり、目標というより、
その日のトレードをストップする為の目安
といった意味合いに近いかもしれません。
特に、私のようなポジポジ病の場合、その日のトレードがプラスで終われそうだったのを、ついつい、だらだらとトレードを続けてしまい、結局、マイナスで終わるということが、頻繁に発生してしまいます。
オーバートレードと呼ばれる行為です。
ですので、目標をクリアできれば、その時点で、その日のトレードをストップするというルールを設定することで、プラスで終われることになります。
そういった意味で、目標を設定する意味があります。
但し、条件として、
目標を定めたとしても、その為に、不利なトレードをすることは控える必要がある
ということが前提となります。
不利な状況でトレードをして、マイナスになってしまっては、本末転倒になってしまいます。
ですので、有利な状態でのみトレードをするという前提での目標設定となります。
結果、ある意味、目標に届かない日があっても、良しとすべきです。
無理なトレードをして、マイナスになるよりは、ましなのです。
また、スキャルピングにおける目標値は、あまり高めに設定してしまうと、無理なトレードにつながります。
ですので、なるべく、低めの目標値に設定するほうが良いと言えます。
1日の目標pipsは?

では、スキャルピングの場合、1日の目標pipsは、どれくらいが適切なのでしょうか?
もちろん、たくさんの利益が欲しいところですが、現実は、そう甘くはありません。
また、個人的な方針、考え方によっても、判断が異なりますが、個人的には、
当初は、1日10pips程度
を、
安定的
に続けることを目標にすることが良いと考えています。
また、トレードする時間帯によって、値動きの状態が変わってきますので、トレードする時間帯に合わせての設定にはなります。
また、買い増しをするかどうかによっても、設定がかわってはきます。
いずれにしても、
トレードのタイミング
を絞って、リスクを少なくするトレードを目指します。
もちろん、他の考え方もありますので、それぞれにあったスタイルを探すべきと言えます。
個人的には、下記サイトに記載している内容に、共感できます。
FXトレーダーは1日何Pipsを目標に設定すべきか?

下記に、引用します。
1日1回だけトレードするFX戦略の解説:安定してコツコツ稼ぎましょう
執筆者 ニコラス グールド
トレーダー毎に異なるPips目標設定があり、完璧なPips目標はありません。
私の好みは、10pipsの小さなターゲットを設定し、大きなポジションでトレードすることです。
逆にほとんどのトレーダーは、50~100pipsの大きなターゲットで1日に何度も小さなポジションをトレードすることを好んでいます。
トレーダー自身の性格や生活スタイルによって、どちらが自分に適しているのか、トレード結果と照らし合わせて決定します。このトレードスタイルは基本、変更しません。
マーケットは常に変動していくものです。
時に小さなPipsを狙った方が良い場合もあれば、時に大きなPipsを狙える時もあります。
臨機応変に判断を下す事も良いですが、これは次第にバイアスがかかった状態でマーケットを見るようになり、お勧めできません。
プロトレーダーであっても、自分のトレードスタイルを決めて、そのトレードスタイルの基、トレードを重ねています。より一貫した結果
FXトレードをする度に明確な目標がない場合、日々のトレード結果は大きく異なります。大きな利益を生むこともあれば、大きな損失を生むこともあります。
デイトレードの損失の理由の1つは、トレードのし過ぎによってミスを犯す事です。
一日のPips目標を設定すると、オーバートレードの可能性が減り、より一貫した収益性の高い結果が得られるようになります。ストレスが少ない
一日のPips目標を知ることでゴールが明確になり、トレードする際のストレスが軽減します。
毎日達成するためのシンプルなPips目標を持っていると、口座残高ではなく、トレードプロセスに集中することができます。利益を上げる度に幸せを感じるようなトレードを続けていくと、1日の最後のトレードが損失になってしまった場合、非常にストレスになります。
その場合、計画にはない追加のトレードをしてしまうきっかけにもなります。
取り返すはずのトレードは大抵、再び損切りを招くものになり、損失を拡大させてしまいます。1日のPips目標設定が大きいのが常にベストとは限りません
1日のPips目標を大きく設定する事は魅力的ですが、達成する事が難しくなるため、損失に繋がり易くなります。FXトレードでは一貫した結果を得ることが重要です。これにより、自信を持ってポジションサイズを増やしていく事を可能にします。
ターゲットは少しのストレスで簡単に達成できるPipsに設定する事が望ましいです。1日のPips目標を定期的に達成したら、次はポジションサイズの増加に集中します。
仮に損失が続いてしまった場合は、ポジションサイズを小さく戻し、トレード結果の安定が得られてから改めてポジションサイズを増加させます。1日のPipsの危険性
FXトレードは、毎日稼げるものではありません。どんなに優れた戦略であっても100%勝てることはありません。そのため、1日のトレード結果に執着し過ぎてしまい、今まで積み重ねてきた利益を相殺してしまうような大きくPipsを減らしてしまう損切りにあうことは避けなければなりません。一日のpips目標を設定すると、毎日のトレードルールに従うことに集中できます。特にストップは拡大させることなく、当初のトレード計画のまま実行してくことが重要です。この様に一日のpips目標を設定するとトレードがギャンブルではなくビジネスにより近づいていきます。
1日1回だけトレードするFX戦略の解説:安定してコツコツ稼ぎましょう https://www.turntrading.com/1trade/
非常に、示唆に富んだ内容が記載されています。
基本的な考え方としては、利益を追うのではなく、
トレードの質を高める
ことで、結果的に、成果がでる。
また、高いpipsを目標にするのではなく、
10pips程度の目標のトレード
を行う。
また、
その回数も、少なくする
ということがポイントになります。
例えば、トレードの回数は、1日1回でも十分なわけです。
その上で、ポジションサイズを大きくしていくということになります。
まとめ

トレードのスタイルは、千差万別ですが、共通していえることは、
リスクあるトレードは避けるべき
ということです。
つまり、
オーバートレード(トレードのやりすぎ)
や
リベンジトレード(負けを取り返そうとして行うトレード)
は、控えなくてはなりません。
その上で、
安定的なトレードを行う
為に、
低い目標pips
で、
トレードの質を高めていく
ということが重要になってきます。
上記のことは、はっきりいって、現状、できていませんが、前向きに心がけていくべき内容として、記載しています。
