「リベラル」とは?! わかりやすく解説。

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政治の話しで、
 リベラル
という言葉を聞くことがあるが、実際、どんな意味なのか知りたい。

こんなテーマの内容です。

このページの内容

リベラルとは、一体、どういう意味なのでしょうか?。その実体は、いわゆる「共産主義思想」です。その内容についてわかりやすく説明しています。

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よく、左寄りの政党の議員が紹介される際に、
 リベラル系
などと、さも、「良いことのよう?」に紹介されるケースがあります。

では、リベラルとは、一体、どんな思想なのでしょうか?

結論からいうと、実体は、
 共産主義思想
のことです。

学術的にも、実際の活動の思想的な面からみても、
 共産主義思想
と同一と言えます。

リベラルとは、「自由」のことをイメージして、プラスのイメージにような印象をもつ人もいるかもしれませんが、
 共産主義思想でいう自由
とは、
 習慣、伝統、宗教からの「自由」
を指します。

つまり、その中身は、
 既存の習慣、伝統、宗教の「否定」あるいは、「破壊」
という意味合いになります。

下記の書籍が、
 リベラルという思想の危険性
について、詳しく、かつ、論理的に記載がなされています。

書籍の中では、
 「リベラルは駄目な思想である」
 「リベラルは、根絶やしにされるべき思想」

と言い切っています。

なぜなら、それは、「自由という皮を被った、破壊思想」だからです。

また、リベラルを名乗る政治家の中には、「リベラルと共産主義は異なる」と主張する人がいることに関して、
 「それは、その人が単なる無知だからである」
と解説しています。
本書籍を読むと、そのことがよく理解できます。

以下に順に整理していきましょう。
本サイトの内容は、上記の書籍を参考に記載しています。

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目次

リベラルとは?その定義を明確にしましょう。

リベラルの意味を、Wikipediaで見ると、下記の記載となっています。

政治的に穏健な革新をめざす立場。
1930年代以降のアメリカ合衆国から広がった用法で、
 社会的公正や多様性を重視
する自由主義。社会自由主義とも。

Wikipedia

リベラルの目的は、
 穏健な革新
との記載があります。

共産主義というと、「革命思想」がつきものですが、リベラルは、
 革新
を目指しています。

「革新」の意味合いは、

現時点での基本的な体制を保ちつつ、内部に変化を作ること(Wikipedia)

です。

つまり、急激な社会変革である「革命」ではなく、
 まず、社会内部の「変化」を目的
としているということになります。

このことが、リベラルが、
 既存の価値観、文化、習慣の変化
を行っている根拠とも言えます。

つまり、既存の価値観、文化、習慣の変化の例が、
 ジェンダーフリー、フェミニズム、多文化主義などの活動
につながっている訳です。

また、これらの活動は、
 既存の既存の価値観、文化、習慣を否定する、あるいは、破壊する
ということにつながっています。

このことが、リベラルが「破壊思想」と言われる所以になっています。

政治活動でも、「革新」というスローガンを使う人、団体があります。
組織の末端の人が、意味合いをわかって使っているのかは不明ですが、いずれにしても、そういった言葉には、注意が必要と言えます。

リベラルの歴史

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現在のリベラルは、
 フランクフルト学派
と呼ばれる学者グループが元になっています。

このフランクフルト学派は、
 マルクス主義の哲学者ルカール・ジェルジ(1885-1971)
がドイツのフランクフルト大学で設立した、
 マルクス研究所(1923年)
に端を発しています。

このマルクス研究所(1923年)の主要メンバーはユダヤ系であり、その人たちが、
 第2次大戦中に、アメリカに亡命
し、コロンビア大学の援助で、ニューヨークに、新フランクフルト学派を設立します。

これが、現在のリベラルの源流になっています。

この基本的な思想は、
 人が社会から疎外されている状態をなくす
ことが必要である、
その為には、
 社会の伝統的な文化を否定する
ということです。 

その為に、上記でも記載したような、
 ジェンダーフリー、フェミニズム、多文化主義などの活動
を行うということにつながってきます。

また、このリベラルは、ソ連が存在している頃は、「左翼リベラル」と呼ばれていました。
これは、
 左翼=リベラル
という意味合い(同義語)であるということです。

つまり、リベラルは、
 カールマルクス(1981-83年)の革命思想
と密接に結びついていたため、自然な形で、こういった呼び方がされていた訳です。

その後、
 「左翼リベラル」
の「左翼」の部分が外されて、
 「リベラル」
と呼ばれるようになりました。

その背景として、
 ソ連が崩壊(1991年12月)
したことで、
 共産主義国家の存続が否定されたこと
に起因しています。

つまり、ソ連が崩壊したことで、
 プロレタリアート(労働者階級)による革命による共産主義国家
の根拠が無くなり、その結果、
 「左翼リベラル」の方向性が変化した
ということになります。

では、具体的に、どのように変化したのでしょうか?

結論からいうと、
 プロレタリアート(労働者階級)による革命
から、
 「既存の文化」をターゲットにした活動
への変化(転換)です。

つまり、破壊対象を、
 「経済」から「文化」にシフトした
ということです。

このことが、マスコミや、文化人と言われる人々、あるいは、左翼系の政治家が、
 従来の文化、習慣、価値観を批判する
理由と言えます。

リベラルの特徴的な思想とは?!

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リベラルの思想的な特徴のひとつに、、
 常に物事を批判的にみる
ということがあります。

つまり、
 現在の状況を批判し、そこからの「自由」を目指す
という思想です。

実に、
 屈折した「自由」
と言えます。

ここでいう自由の意味には、
 自分勝手な、あるいは、勝手気ままな「自由
といったネガティブな意味合いが強いとも言えます。

また、リベラルの思想では、この
 批判するということ自体
に、意味や意義があります。

つまり、リベラルには、
 「批判理論」
という理論的なバックボーンがあるのです。
まさに、亡国の思想と言ってもいいでしょう。

なぜなら、建設的な言動は、一切なく、現状の否定、批判に終始するからです。
しかも、理論的な正当性をもって行うという、恐ろしい思想と言えます。

左翼野党が、国会で批判を繰り返して、
 全く、建設的な意見を言わない、対案が無い
という状況を見ると、このことが良くわかります。

また、こういった左翼政党を支持する人は、
 現状に不満がある、あるいは、疎外されており、その原因が、社会にある
という、リベラルの思想に、影響を受けていると言えます。

しかも、リベラルにみる共産主義思想は、
 「将来は、公平で、人々が満たされる社会が実現する」
という幻想、妄想を説きます。

しかしながら、ソ連や東欧の共産主義国家の歴史に学べば、
 こういった思想が、現実性の無い、いかに危険な思想か
がよくわかります。

まとめ

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上記にも記載したように、「リベラル」、「自由」とは、なんとなく雰囲気的に、
 ポジティブなイメージ
を持ちがちですが、その本質は、
 現状の社会体制の「全否定」
と言えます。

常識的に考えれば、永年、築いてきた文化や習慣が無くすことが、良い事とは言えません。

現状の状態を土台に、
 改善を行うこと
が正しい方向性と言えます。

また、共産主義は、
 宗教も否定
します。

このことを、国内の状況にあてはめると、どのようなことが起こるのでしょうか?

例えば、
 地域に根付いている「お祭り」などの行事
が強制的に無くされたらどう思いますか?

文化、習慣を否定するとは、そういうことを意味します。
リベラルという思想を、具体的に落とし込むと、
 人々が大切にしているものを、簡単に否定し、それが、さも正しい事のようにして喧伝される
という恐ろしい思想ということがよくわかります。

例えば、夫婦別姓もこのような考え方をベースにしています。

また、最近の海外の事例をみると、
 ジェンダーフリー
による混乱は、ご承知の通りです。
アメリカでは、公衆トイレに男女の区別を無くすようなケースもありました。
怖いですね。
ちなみに、SDGSにも、このジェンダーフリーの項目があります。

以前に、とある銀行の支店長が、スーツに、SDGSのバッジをつけていましたが、少なくとも、銀行のトイレは、男女別にしてほしいものです。

更に怖いのは、こういった、
 社会を破壊するような思想
が、さも、良い事のように報道されることです。

みなさん、気を付けましょう。

特に、こういった思想の政治家には、要注意です。
最近は、こういった思想の組織に属しながら、無所属をかたって選挙にでる不心得者がいますので、しっかりと調べてから判断しましょうね。

本記事で参考にした書籍はこちら ▼

以上、「リベラル」に関する記事でした。

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