
キンドル本を企画する際に、
文字数
は、どれくらいが良いのか知りたい。
こんなテーマの内容です。
キンドル本の文字数は、おおよそ、18,000〜36,000文字くらいが良いかと思います。その理由について、わかりやすく説明しています。

キンドル本を出版する際に、
どれくらいの文字数
が適切なのでしょうか?
一般的な書籍の場合は、
文庫で1冊10~12万字、新書で1冊8~12万文字が目安
といわれています。
ただ、ここでは、いわゆる、私のような「一般人」が、
最初からキンドル本の出版のみ
で企画する場合を考えてみます。
キンドル本の文字数の目安

キンドル本の文字数の目安としては、概ね、
18,000〜36,000文字
を目安とするのが、良いと考えます。
その理由は、
ユーザーが、どういった状況で読むのか?
を根拠にした考え方となります。
参考としたデータとして、下記のサイトがあります。
▼(参考)電子書籍の読書時間は1回18分で紙の書籍の約半分
画像引用;電子書籍の読書時間は1回18分で紙の書籍の約半分 https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/294/2294701/

それによると、
電子書籍を読む場合
の、
1回あたりの読書時間
が、概ね、
平均約18分
というデータとなってます。
例えば、通勤途中とか、ちょっとした合間に読んでいるということです。
1冊と読む時間ではなく、単に、1回あたりの時間ということです。
通常の小説の場合は、何回かにわけて読むということになります。
ただ、短い文章量の場合は、その時間で読み切れるものが良いということもいえます。
もちろん、ボリュームが少ないので、その分、
価格も低め
に設定します。
仮に、18分の場合、
1分あたり600字換算
で計算すると、
18,000文字
となります。
このボリュームの場合、新書で20ページほどになります。
2回に分け読む場合は、
36,000文字
ですね。
ですので、概ね、その範囲をひとつの目安と考えていいのではないでしょうか。
もちろん、
一般的な書籍のボリューム
を考えても良いのですが、その場合はそれに見合う価格設定となります。
その場合、市販されている書籍と競合することになってしまいます。
1ページあたりの文字数について

キンドルの場合、
ユーザー側でフォントの大きさを変更
できますので、実質、1ページあたりの文字数についてのルールはあてはまらないといえます。
ちなみに、一般的な文庫本の場合は、
1ページあたり、16~17行の設定
で、
1行あたり、大体40~42字
となります。
ですので、1ページあたりの文字数は、
40×16=640文字
となります。
それをキンドルにあてはめると、
18,000〜36,000文字 / 640文字 = 28 ~ 56 ページ
ということになります。
さいごに

一般的な書籍の場合は、新書サイズで、
1冊8~12万文字が目安
になっていますので、かなりのボリュームがあります。
例えば、10万字とした場合、
400字詰め原稿用紙250枚
ですね。
もっとも、行間が広いレイアウトにした場合は、ページ数も少なくなりますので、
4万字前後
のケースもあります。
その際は、400字詰め原稿用紙100枚となります。
いずれにしても、そういったボリュームの書籍をキンドルで販売するには、
それなりの価格設定
となってしまいます。
それよりは、
価格設定を低く
して、
伝えたいことをコンパクトのまとめた「軽い読み物」
で勝負したほうが良さそうです。
以上、キンドル本の文字数についてでした。
