FXは、「上がるか下がるかを予測すること」が大事なのか？？

こんなテーマの内容です。

FXでエントリーをする際には、なんとなく、
　上がるか下がるか
を予測して、
　エントリーポイントを決める
というふうに考えがちです。

ただ、トレードの質を高めるということを考えると、
　事前に、しっかりと、複数のシナリオを考えてから判断する
ということが重要ではないかと思います。

上がるか下がるかの「２択」だけの判断だと、
　イチかバチか
あるいは、
　丁か半か
といった博打的なものとかわらなくなってきます。

ただ、やっかいなのは、
　それでも、利益がでる場合がある
ということです。

上がるか下がるかの確率が、半々と考えれば、５０％の確率で、どちらかに動くわけですので、当然です。
ですので、経験上、それを期待して、エントリーしまうということになります。

そうなると、博打的な要素が強くなってしまいます。

それはそれで、それぞれの考え方なのですが、
　継続的に利益を出していこう
と考えた場合、
　上がるか下がるかだけの予測
では、正直、こころもとないといえます。

もちろん、通常は、
　トレンドを見て、上がるか下がるかを判断する
ということを行うわけですが、それでも、
　それをもとに、上がるか下がるかの予想をする
という考え方としては、やはり
　不十分
なように思います。

なぜなら、自身の経験からいっても、
　なかなか利益が積みあがってこないから
です。

改善点として、下記点をピックアップしてみました。

ステップ1；複数のシナリオを考える

値動きに関しては、正直、
　上がる可能性も、下がる可能性もある
あります。

将来の値動きは、誰もわかりません。

ですので、
　上がる場合
　下がる場合
の両方のパターンで、それぞれ、どのような動きをする可能性があるのかについて、
　複数のシナリオをつくる
というステップをふみます。

上がる場合に関しても、そのなかで、複数のシナリオがかける場合もあります。
下がる場合も同様です。
ただ、考えすぎるときりがないので、ある程度のシナリオ数におさえておきます。

ある意味、そういうシナリオを持っておかないと、
　逆の動きになった場合に、確実に、焦ること
になってしまいます。

ステップ2；複数のシナリオの中ので、エントリーすべきかどうかを判断する

次のステップとしては、複数のシナリオを想定した中で、
　エントリーすべきシナリオがあるかどうか
を判断するこということになります。

その際の判断基準としては、
　リスクが少ないポイントかどうか、
になります。

また、その際に、
　リスクリワード（損切りポイントと利益を出す予定のポイントの比率）
についても踏まえて判断します。

ですので、その状況によっては、
　エントリーしない
という判断もあります。

逆に、ポジポジ病の場合は、都合のよい理由を見つけて、エントリーしてしまいがちです。
それは、控えなければなりません。

正直、なかなかできませんが。。

さいごに、

やはり、大切なことは、
　焦ってエントリーしない
ということです。

なぜ、焦るかというと、
　速く稼ぎたいという心理
があるからです。

ただ、そうすると、だいたいの場合、
　逆の結果
になり、悲しい思いをすることになってしまいます。

過去、数知れず、そういう思いをしてきました。。

改善策としては、トレードを仕事としてとらえ、少なくとも、
　日常の業務と同じくらいの手順
をふんだあとに、判断をすると良いと言えます。

また、そうしないと、なかなか、
　トレードの質
も向上しないでしょう。

ただ、安易がトレード癖が治るかどうかは、努力次第ではありますが。。

「FXの上がるか下がるかを予測」についてでした。